世界に名だたる観光都市「パリ」。芸術やファッション、グルメに留まらず、観光都市としての魅力度の高さは、世界随一と言われるほどです。
パリ観光の初心者なら知っておきたい基本情報から、パリの有名スポットまで紹介します。
目次
- パリってどんなところ?(気候・交通・治安)
- 初心者にオススメ!パリの定番観光スポット
- エッフェル塔
- 凱旋門(エトワール凱旋門)
- セーヌ川 ランチクルーズ & ディナークルーズ
- ヴェルサイユ宮殿
- ディズニーランド・パリ
- ムーラン・ルージュ
- パリ観光のおすすめ美術館 & 博物館
- ルーヴル美術館
- オルセー美術館
- オランジュリー美術館
- ケ・ブランリー = ジャック・シラク美術館
- ポンピドゥーセンター
- 国立自然史博物館
- ルイ・ヴィトン財団美術館
- アトリエ・デ・ルミエール
- 縁日博物館
- パリのおすすめショッピングスポット
- ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン
- サマリテーヌ
- パサージュ・デ・パノラマ
- クリニャンクール 蚤の市
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パリってどんなところ?
パリといえば大都市をイメージしがちですが、面積は山手線の内側ほどの広さ。その小さなエリア内に、フランスの有名スポットが集中しています。
まずはパリ観光に役立つ情報をチェックしましょう!
気候
年間を通して比較的温暖なパリ。日本のように四季がありますが梅雨はなく、湿度が低いのも特徴です。
東京と比較すると春の訪れはゆっくり、夏は過ごしやすく秋の訪れは早め、冬は気温が低いものの雪が降ることはめったにありません。
朝晩と日中との寒暖差が大きいため、脱ぎ着できる服装がオススメ。夏でも羽織物を持参しましょう。
交通
パリでは、メトロ(地下鉄)やバスなどの公共交通機関を利用して、ほとんどの観光スポットにアクセスが可能です。過ごしやすい日には、公共レンタサイクル ヴェリブを利用すれば、パリの風を感じながらスポット巡りを楽しめます。
シャルルドゴール空港やパリ郊外への交通手段なら、RER(高速鉄道)の利用が便利です。
治安
パリ観光の不安要素といえば治安のこと。旅行者に対してのスリや引ったくりの発生率が高くなっています。混雑中のメトロや突然話しかけてくる人には警戒しましょう。後ろポケットにお財布を入れない、ショルダーバッグをコートの下に掛けるなどできる限りの対策はしておきたいですね。
パリ北部に位置する10区、17区〜19区は治安がよくないとされるエリアです。夜間に出向くのは控えましょう。ホテルを取るならあらゆる観光スポットにアクセスしやすい5区や6区がオススメです。
初心者にオススメ!パリの定番観光スポット
芸術にふれる、ショッピングやグルメを満喫するなど、パリの楽しみ方はさまざま。おすすめスポットを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
パリ観光の際には、パリ ミュージアムパスを持っていると便利です!詳しくはこちらの記事をチェック。
1. パリを代表するランドマーク「エッフェル塔」
世界に知られるパリのシンボル!地上57mにある1階、地上115mにある2階、地上276mにある最上階の展望台からパリの景観を楽しむことができます。
パリの街並みになじむエッフェルブラウンの塔は、レースを編んだような繊細な構造が特徴的。真下を通る機会があれば、ぜひ見上げてみてくださいね。
実はエッフェル塔、建設当初は20年後には解体される予定だったんです。しかし通信塔としての役割や観光地としての人気が高まり解体の計画は中止され、今日でもパリを代表するシンボルとして愛されています。
その姿をカメラに収めるなら、南側にあるシャンドマルス公園や北側にあるシャイヨー宮のテラスがオススメです!
エッフェル塔
【アクセス】
- 高速地下鉄RER C線「シャン・ド・マルス/トゥール・エッフェル駅(Champ de Mars-Tour Eiffel)」から徒歩約7分
- Champ de Mars, 5 Av. Anatole France, 75007 Paris, France
- Googleマップはこちら
エッフェル塔に行ってきた体験レポはこちらをチェック!
2. シャンゼリゼ大通りの起点「勝利凱旋門(エトワール凱旋門)」
「凱旋門」もパリの名高いシンボルのひとつです。1805年のアウステルリッツの戦いでフランス軍が勝利したことを記念して建造され、施された彫刻や地上50mにある屋上からの景観が見どころとなっています。
地下通路からのアクセスが必要ですが、フランスの栄光の証とも言うべき建造物を間近で見学すれば、パリに来たことを実感できるはず。
パリでもっとも美しいと言われるシャンゼリゼ大通りの起点でもあります。
凱旋門の壁面に飾られている美しいレリーフの数々にも注目。
レリーフのモチーフはすべて、凱旋門の発案者であるナポレオン本人の偉業に関連していて、さらにはナポレオン自身もレリーフとして刻まれています。
遠くからでも、そして近くで詳細を見ても圧倒的な存在感を放つ美しい凱旋門はパリ観光で欠かせないスポットの一つです。
凱旋門
【アクセス】
- メトロ1, 2, 6番線「シャルル・ド・ゴール・エトワール駅(Charles-de-Gaulle-Etoile)」から徒歩約7分
- Place Charles de Gaulle 75008 Paris, France
- Googleマップはこちら
3. 世界遺産を船の上から眺める「セーヌ川 ランチクルーズ & ディナークルーズ」
旅行日程が短い方や大切な人と特別な日を過ごしたい方には、セーヌ川クルーズがイチオシ! ガラス張りの船内から観光スポットを眺めつつ、おいしいワインやフランス料理を堪能できます。
航路と重なるセーヌ川のシュリー橋からイエナ橋までのセーヌ河岸は、世界遺産に登録されているエリア。エッフェル塔やノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館なども含まれているので、船で巡る特別な時間を過ごすことができるでしょう。
パリの美しい街並みを眺めながら美味しい食事やワインを船の上で楽しむ時間は、まさにぜいたく。さまざまなライブエンターテイメントも開催されるので、さらに盛り上がること間違いなし!
セーヌ川(シュリー橋)
【アクセス】
- メトロ7番線「シュリー・モルラン駅(Sully-Morland)」から徒歩約2分
- Quai de la Tournelle, Bd Henri IV, 75005 Paris, France
- Googleマップはこちら
セーヌ川クルーズの様子や詳細はこちらをチェック!
4. 豪華絢爛なフランス黄金期の象徴「ヴェルサイユ宮殿」
フランスの絶対王政の象徴とも言うべき「ヴェルサイユ宮殿」。きらびやかな宮殿内や広大なフランス式庭園などがあり、豪華絢爛な宮殿として知られています。
357枚もの鏡が装飾された大回廊、マリーアントワネットも使用していた居室、春から秋に行われる噴水ショーなどが見どころです。
ヴェルサイユ宮殿の内部への入場は事前の日時指定予約が必須となっていて、確実に入場するためにも事前のチケット購入がオススメ。
世界遺産にも登録されているヴェルサイユ宮殿で、フランス王室の歴史と壮大な美しさに魅了されること間違いなし。
パリ南西の郊外にありますが、パリ市内からRERと徒歩で1時間ほど。
ヴェルサイユ宮殿
【アクセス】
- 高速地下鉄RER C線「ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅(Versailles Chateau Rive Gauche)」から徒歩約10分
- Place d'Armes, 78000 Versailles, France
- Googleマップはこちら
ヴェルサイユ宮殿ツアーに参加した感想はこちらをチェック!
5. ヨーロッパの魅力が満載「ディズニーランド・パリ」
ディズニー好きなら行っておきたいのが「ディズニーランドパリ」。ディズニーランドパークと、映画がテーマのウォルトディズニースタジオのふたつのパークで構成されています。
東京ディズニーランドにないアトラクションが多数ありますが、1日で両パークを巡ることも可能です!
ディズニーランド・パリの魅力は何といってもヨーロッパの文化や建築を取り入れた独自のエリアやアトラクション。
ミッキーマウスやディズニープリンセスとのグリーティングや華やかなパレードも洗練されていて、新鮮な気持ちで楽しむことができますよ。
パリ東部の郊外にあり、シャルルドゴール空港からTGV(高速鉄道)で10分。パリ市内からはRERで40分ほどです。Klook(クルック)で予約すると市内からの往復シャトルもあわせて予約できます。
ディズニーランド・パリ
【アクセス】
- 高速地下鉄RER A4線「マルヌ・ラ・ヴァレ/シェシー駅(Marne La Valle/Chessy)」から徒歩約3分
- Bd de Parc, 77700 Coupvray, France
- Googleマップはこちら
ディズニーランド・パリのまわり方や見どころはこちらをチェック!
6. フレンチカンカンで有名な伝説のキャバレー「ムーラン・ルージュ」
パリ北部の18区にある伝説のキャバレー。パリの夜を満喫するなら、うってつけのスポットです。
ムーラン・ルージュとはフランス語で「赤い風車」という意味。実際に建物の屋根にある風車が赤くライトアップされ、妖艶な雰囲気を放ちます。
過去には英国故エリザベス女王や多くの海外セレブも訪れた、名実ともに有名なショーが楽しめますよ。
見どころはもちろん、ムーランルージュの代名詞であるフレンチカンカンをはじめとするダンスショー。ダンサーたちが身に着けている衣装も素晴らしく、誰もが釘付けになるショーが繰り広げられます。
パリ市内からメトロやバスでアクセスできますが、治安のよくないエリアにあるので往復送迎付きパッケージの利用が安心です。
ムーラン・ルージュ
【アクセス】
- 住所:82 Boulevard de Clichy, 75018 Paris
- 電話番号:+33-1-53-09-82-82
- アクセス:地下鉄2番線ブランシュ駅から徒歩約1分
- Googleマップはこちら
ムーラン・ルージュのドレスコードや事前に知っておきたいポイントはこちらチェック!
パリ観光のおすすめ美術館 & 博物館
7. 世界三大美術館の一つ「ルーヴル美術館」
初めてのパリ観光に欠かせないスポットのひとつ。世界最大級を誇り、じっくり作品を見て回ると数日かかると言われるほどです。
古代から1850年代までの作品が収蔵されており、その数は38万点以上。モナリザやミロのヴィーナスなどの有名作品も展示されています。
美しい建物にも注目です。ルーヴル美術館の建物は、宮殿や牢獄として使われた時期を経て1793年に正式に美術館として開館しました。フランスの伝統的な建築美と豪華なインテリアは数々の作品をより引き立たせています。
また1988年に公開された「ガラスのピラミッド」も有名ですよね。昼と夜でまた違う雰囲気を放つので、ぜひチェックしてみてくださいね。
限られた日程のなかで効率よく巡るなら、あらかじめ見たい作品をチェックしておくのがポイント。
訪れた価値を十分に感じられるはずです!
ルーヴル美術館
【アクセス】
- メトロ1,7番線「パレ・ロワイヤル ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais-Royal-Musée du Louvre)」から直結
- Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
- Googleマップはこちら
8. 印象派作品が集まる「オルセー美術館」
モネやゴッホ、ルノワールなど印象派と呼ばれる画家の絵に興味がある方には、とくにオススメの美術館です。
1848年〜1914年の作品が収蔵されており、ミレーの落ち穂拾いやゴッホの自画像などが見どころとなっています。世界的名作を間近で鑑賞できるのも魅力。筆の運びなどにもぜひ注目してみてください。
オルセー美術館の建物自体も見どころ満載。
もともと1900年の万国博覧会のためにオルセー駅として建設されたもので、駅のメインホールだった中央部分は、優しい自然光が降り注ぐ高い天井とガラスの屋根が特徴的。
作品をさらに魅力的に見せる美しい空間やインテリアにも注目してみてください。
館外にはサイやゾウなどの彫像が展示されているので、一緒に記念撮影するのもいいかもしれませんね。
オルセー美術館
【アクセス】
- メトロ12番線「ソルフェリーノ駅(Solférino)」から徒歩3分
- Esplanade Valéry Giscard d'Estaing, 75007 Paris, France
- Googleマップはこちら
見どころを詳しく解説した記事もチェックしてみてください。
9. モネの大装飾画が圧倒的な存在感「オランジュリー美術館」
印象派画家 モネの代表作である睡蓮をじっくりと鑑賞できる美術館。
生涯で200点以上も描かれた睡蓮のなかでも、こちらに展示されているのは最晩年のモネが描いたとされる大装飾画8点。つなげると91mにもなり、ひとつの部屋を囲むように展示されています。誰もが圧倒される大作をお見逃しなく!
そのほかにも印象派やポスト印象派の代表でもあるルノワールやセザンヌなどの名作のほか、ピカソやマティス、ゴーギャンなどの名作も展示されています。
ルーブル美術館などに比べると混雑も落ち着いているため、ゆっくりと自分のペースで鑑賞できるのも嬉しいポイント。
小さな美術館のため、ルーヴル美術館やオルセー美術館と同日に訪れることもできるでしょう。
10. 世界各地の文化財が集まる「ケ・ブランリー = ジャック・シラク美術館」
日本美術愛好家として知られているジャック・シラク氏が大統領だった2006年に開館したのが「ケ・ブランリー = ジャック・シラク美術館」。
セーヌ川のほとり、エッフェル塔からもほど近い場所にあります。
2.5万㎡もの広大な敷地にはおよそ35万点の作品が収蔵されていて、世界各地の文明や文化に焦点を当て、アジア・オセアニア・アフリカ・南北アメリカのエリアごとにあらゆる作品が展示されています。
西洋美術館とはまったく異なる趣が特徴的。多彩な展示方法も斬新で、子どもから大人まで楽しめる美術館です。
箱が飛び出ているような外壁や植栽が施された外壁、広大な庭園にも注目してみましょう。
11. ユニークな建物の外観にも注目「ポンピドゥーセンター」
配管設備をあえて建物の外に出した奇抜な外観が目を引きます。映画館や劇場、図書館なども入る複合施設で、国立近代美術館があるのは4階〜6階。
1905年から現代までの10万点以上もの作品が収蔵されています。見どころは、近代美術の巨匠とも言うべきピカソやシャガールの作品で、ポップアートの巨匠 アンディウォーホルの作品も見逃せません!
建物は建築家であるリチャード・ロジャースとレンゾ・ピアノによって設計され、パイプのような赤と青の配色が特徴的。
外観そのものが美術作品のようで、美術館であると同時に建物自体が観光名所になっています。映え写真の撮影にはもってこい!
施設内にはパリの街を見渡せるテラスやレストランもあります。
ポンピドゥーセンター
【アクセス】
- メトロ11号線「ランビュトー駅(Rambuteau)」から徒歩2分
- Place Georges-Pompidou, 75004 Paris, France
- Googleマップはこちら
12. 世界三大自然史博物館の一つ「国立自然史博物館」
世界有数の自然科学研究機関です。広大な敷地内に植物園や動物園、生物の骨格標本や鉱物が展示されているギャラリー、研究施設などがあります。
ルイ王朝時代からのフランスが収集してきた自然研究に関する収集物を展示しているのが特徴で、まさにフランスが誇る学びのある施設なのです。
広大な博物館は「鉱石博物館」「自然史博物館」「植物園」「動物園」「化石博物館」「進化の大ギャラリー館」のジャンルに分かれていて、事前に見たいポイントを絞っておくのがオススメ。
なかでも話題となっているのが「進化大陳列館」。吹き抜けの館内には、列をなして行進しているかのような動物たちの剥製があり、まるで今にも動き出しそうな迫力です。
生物の進化の過程や絶滅危惧種について学ぶこともでき、ファミリーで訪れるのもオススメ!
国立自然史博物館
【アクセス】
- メトロ5号線「オーステルリッツ駅(Austerlitz)」から徒歩5分
- Jardin des Plantes 36, rue Geoffroy Saint Hilaire 75005 Paris, France
- Googleマップはこちら
13. 独創的なデザインの建物が魅力「ルイ・ヴィトン財団美術館」
2014年にオープンした「ルイ・ヴィトン財団美術館」は、パリ西部16区のブローニュの森内にある現代アートの美術館。
外観が目を引くガラス張りの建物自体が、まさに芸術です。ヨットや船をイメージした独創的なデザインは、アメリカの建築家フランク・ゲーリー氏によって設計されました。
財団が所蔵するさまざまなジャンルの作品コレクションのほか、ルイヴィトンとのコラボでも知られる村上隆氏や草間彌生氏の作品も展示されています。
訪れるなら立ち寄っておきたいのがミュージアムショップ。ロゴ入りのグッズが手頃な価格で購入できるとあって、今話題になっているのだとか。ぜひお土産にぴったりのグッズを探してみてくださいね。
ルイ・ヴィトン財団美術館
【アクセス】
- メトロ1号線「レ・サブロン駅(Les Sablons)」から徒歩15分
- 8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116 Paris, France
- Googleマップはこちら
14. 新しいアートの楽しみ方を体験「アトリエ・デ・ルミエール」
人気の海外ドラマにも登場した、今パリで注目のデジタルアート美術館。
2018年にオープンしたパリ初のデジタル美術館で、フォトジェニックな写真やインタラクティブな展示が楽しめると人気を集めています。
床や壁にアートを投影し、音楽とともに楽しむ新しいかたちの美術館は、パリジャンやパリジェンヌたちにも人気のようです。歩きながらも座りながらも思い思いに鑑賞でき、小さな子ども連れでも気軽に名作にふれることができます。
19世紀の製鉄所だった建物を利用しており、アートと融合した屋根の高い開放的な空間も魅力の1つ。
作品が定期的に変更されるため、次に訪れる楽しみも膨らみますね。
アトリエ デ リュミエール
【アクセス】
- メトロ3号線「リュ・サン・モール駅(Rue Saint-Maur)」から徒歩5分
- 38 Rue Saint-Maur, 75011 Paris, France
- Googleマップはこちら
15. 世界最古のメリーゴーラウンドに乗れる「縁日博物館」
一風変わった博物館にも行ってみたい方にイチオシ!パリがもっとも繁栄したとされるベルエポック時代を思わせる、遊園地のようなスポットとなっています。
フランスはもちろん、ベルギーやドイツ、イギリスなどのヨーロッパの国々から集められた数多くの縁日にまつわるアトラクションが展示されています。
レトロなゲームや19世紀に作られた世界最古のメリーゴーラウンドを実際に体験できるのも魅力の一つ。
縁日博物館が位置するのは、かつてのワイン倉庫が並ぶエリア。
セーヌ川沿いのベルシー公園に隣接するショッピングモールの一角にあり、公園を散策したりショッピングを楽しんだりもできます。
縁日博物館
【アクセス】
- メトロ14号線「クール・サンテミリオン駅(Cour Saint-Émilion)」から徒歩5分
- 53 Av. des Terroirs de France, 75012 Paris, France
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パリのおすすめショッピングスポット
パリにはおしゃれなショッピングスポットがあちこちにあります。そのなかでもとくにオススメの老舗デパートや商店街、蚤の市を紹介します!
ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン
ヨーロッパ最大級の老舗デパート。アールヌーボー様式の丸天井が有名で、吹き抜けのある豪華な内装も必見です。
服飾品やコスメ、食材やパリのお土産も購入できるうえ、日本人スタッフが免税手続きをサポートしてくれます。
サマリテーヌ
サマリテーヌは、創業1870年の老舗デパート。16年の休館を経て、2021年6月にリニューアルオープンしました。
デパートは創業時の1900年代前半のアール・ヌーヴォー建築を再現した「ポン・ヌフ館」と、モダンテイストな「リヴォリ館」があり、取り扱いブランド数はなんと約600!
パサージュ・デ・パノラマ
1800年に建造されたパリでもっとも古いアーケード街で、歴史的建造物として登録されています。
アンティークの切手や絵葉書などを販売するショップが集まっており、切手のコレクターなら外せないスポットです!カフェやレストランなどもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
クリニャンクール 蚤の市
パリ最大と言われる規模の蚤の市。手頃なアンティーク雑貨から高価な家具まで、なんでも揃うのが魅力。見てまわるだけでも楽しいスポットです!
いくつかのエリアに分かれておりとても広いので、あらかじめ行きたいエリアをチェックしておくのがオススメ。
パリ北部の18区にあり治安がよくないため、十分気をつけたいところです。
パリ観光のよくある質問
パリで避けるべきエリアはどこ?
パリは美しい街ですが、観光客が多く集まるため、スリや置き引きといったトラブルが発生しやすい地域もあります。特に、観光地が集中するシャンゼリゼ通りやモンマルトル、ルーヴル美術館周辺では注意が必要です。また、夜間に人通りが少なくなる地域では、さらに警戒を強めることをおすすめします。旅行中は常に周囲の状況に注意を払い、貴重品はしっかりと身につけ、バッグは前に抱えるようにしてください。
パリで食事をするならどこがおすすめ?
パリには食事を楽しむのに最適なエリアがいくつも存在します。中でも「サン・ジェルマン・デ・プレ」地区は、カフェ文化の中心地として有名です。ここでは歴史あるカフェでコーヒーやクロワッサンを楽しむことができます。また、「マレ地区」は、個性的なレストランやカフェが集まっており、特にラデュレのマカロンやビストロのフレンチ料理がおすすめです。
パリの気候の特徴は?
パリは四季がはっきりとしており、春や秋は穏やかな気温です。秋は東京よりも早く訪れるため、旅行の際は秋物の準備をしておきましょう。夏でも朝晩は冷え込むことがあるため長袖を持っていくと安心です。冬は寒く、特に風が冷たいので、厚手のコートやマフラーが必要です。
パリ以外のフランスのおすすめ観光地
ボルドー
フランス南西部に位置する港町「ボルドー(Bordeaux)」は、世界屈指のワイン産地として知られる都市。ワイン以外にも「月の港」として世界遺産に登録されている美しい街並みや歴史的な建造物、そしてワインによく合う美味しい料理と文化に溢れた場所です。
リヨン
リヨンはパリに次ぐフランス第二の都市。ガストロノミーの首都としても知られ、世界に名声を広めた伝説的シェフポール・ボキューズの出身地でもあります。
ユネスコ世界遺産にも登録された旧市街には多くの訪問者を惹きつける魅力がたっぷり。
そんなリヨンはパリから鉄道でわずか2時間ほど。宿泊費や食費もパリより割安で、密かに人気を集めている観光地です。