20年以上にわたりペナンの歴史と文化を研究し、継承してきた、まさに生き字引のような黄氏に出会うことができました。黄氏は、イギリス植民地時代の発展と統治、福建(漳州・海山会、泉州・興石橋周辺)と広東(広州・易興会、潮州)の華人移民間の愛憎、信仰に基づく寺院建立への寄付、領土をめぐる争いなどについて学びました。また、ペナンの各地区の成り立ちや、2008年の無形文化遺産登録後に始まった鉄絵の公募についても学びました。2012年には、リトアニア人画家が偶然壁画を残したことがきっかけで壁画芸術が生まれ、12年後に再び訪れて彩色を手がけたという逸話も聞きました。これらは、ペナンの歴史のほんの一部に過ぎません。深く旅をしたいなら、良い靴を用意し、日焼け対策をしっかりして、黄さんのストーリーの旅に沿って、隅々まで美味しいものや驚きを発見することをお勧めします。