冬の家族旅行でどこへ行こうか迷ったら、北海道はいかがですか?冬の北海道には、ほかの季節とは異なる魅力があります。
雄大な自然がつくり上げる神秘やそこで生きる動物たちの暮らしなどを、実際に見たりふれたりする貴重な体験は、きっと子どもたちの豊かな心を育んでくれるはず。
そこで今回は、子連れファミリーにぴったりな冬の北海道観光おすすめスポットを11選紹介します。ウィンターアクティビティを楽しめるスポットや動物たちに出会えるスポットを中心に選んだので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
- 札幌国際スキー場(札幌市)
- ノーザンホースパーク(苫小牧市)
- 美唄スノーランド(美唄市)
- のぼりべつクマ牧場(登別市)
- 函館山(函館市)
- 函館市熱帯植物園(函館市)
- 旭山動物園(旭川市)
- 層雲峡(上川町)
- 流氷観光船 ガリンコ号(紋別市)
- 十勝サホロリゾート(新得町)
- 阿寒湖(釧路市)
1. 札幌国際スキー場(札幌市)
子連れで行く初めての冬の北海道ならサラサラのパウダースノーを子どもたちにも体験させてあげたいですよね。
「札幌国際スキー場」は、ファミリー向けから上級者向けまで、多彩な全7コースを楽しめるスキー場。最大滑走距離が3.6kmと長いコースも楽しめるのが魅力です。
子ども向けのコースはもちろん、無料でソリ遊びができるスノーパークもあるので、ファミリーで満喫できそうですね。
札幌や小樽から車で約1時間ほどなのでアクセス良好。札幌駅発着のバスも運行されており便利です。
つい荷物が増えてしまいがちな家族旅行ですが、札幌国際スキー場 レンタル商品セットチケットを事前購入しておけば、荷物も少なく楽しめてオススメ。
2. ノーザンホースパーク(苫小牧市)
「ノーザンホースパーク」は馬のテーマパーク。ポニーや、かつて競走馬として活躍していた馬など約80頭が暮らしています。こちらで楽しめるのは、馬たちとのふれあい。冬でも馬そりや馬車に乗れたり、きゅう舎で馬たちに会えたりと、小さな子どもとも一緒にさまざまな体験が叶います。
ノーザンホースパークラッキーアイテムとして知られる馬の蹄鉄に飾り付けをして、オリジナルのホースシュースタンドを作るワークショップも開催されています。ファミリーで参加すれば、旅の素敵な記念になりそうですね。
ノーザンホースパーク・入園チケット&引馬セット券の事前購入で、大人は100円お得に入園できます。
3. 美唄スノーランド(美唄市)
夏はゴルフ場として運営されている「美唄スノーランド」。冬に雪が積もると12月中旬〜3月中旬頃までは、子どもたち大喜びの雪遊びレジャースポットになります。
スノーチューブやスノーラフティング、ミニスノーモービルや四輪バギーなどのさまざまなアクティビティは、制限時間内なら回数無制限で体験が可能(ラフティングツーリング&フォトツアーを除く)。1〜2月の週末は、スノーゴルフも体験できます。
美唄は特別豪雪地帯で積雪量が多い地域。雪質も最高なので、ぜひファミリーで雪遊びを満喫してください。
美唄スノーランド雪遊びセット券を利用して、1時間たっぷり遊びましょう!
4. のぼりべつクマ牧場(登別市)
北海道はエゾヒグマの生息地。野生では冬眠中の期間でも、子どもと一緒にクマを間近で見られるのが「のぼりべつクマ牧場」。子グマから体重480kgのボスグマまで、約70頭のエゾヒグマが暮らす動物園です。
こちらでは、おやつをおねだりするクマたちのアピール方法が個性豊かで人気。クマ山ステージや飼育員による実験ガイドで、クマたちの特性や能力を知ることもできます。冬なら、雪遊びするクマたちの微笑ましい姿も見られるかもしれませんね。
のぼりべつクマ牧場へのアクセスは、登別温泉街山麓駅からのロープウェイのみ。約7分の空中散歩も楽しみのひとつです。
のぼりべつクマ牧場 入場チケットを事前購入しておけば、スマホ画面の提示のみで入場可能です!
5. 函館山(函館市)
「函館山」は、日本屈指ともいわれる有名夜景スポットです。冬ならではの夜景と雪のコラボレーションは格別で、まさに感動の絶景が広がります。
山麓から山頂まではロープウェイが運行されているため、子連れファミリーでも気軽に行けるのが魅力。暖かい服装で出かけましょう。
日が暮れてからの運転はちょっと心配というファミリーには、夜の函館 イルミネーション・函館山夜景鑑賞バスツアーがオススメ。函館駅発着で、函館山の夜景はもちろんベイエリア散策も楽しめます。
函館山は連日多くの観光客が訪れるスポット。日中も絶景が望めるので、時間をずらしてゆっくり楽しむ選択もありです。
※複数のピックアップ場所があるので、アクセス情報は下記の「函館山バスツアーの割引情報をチェック」をクリックして確認してください。
6. 函館市熱帯植物園(函館市)
冬の家族旅行で函館を訪れるなら、小さな子どもと一緒に楽しめる「函館市熱帯植物園」もオススメです。
約300種の南国植物が展示されている植物園ですが、こちらの人気者はサル山で暮らすニホンザルたち。しかも、12月〜ゴールデンウィークまでは、温泉に浸かるサルたちを見学できます。気持ちよさそうに温泉を楽しむサルたちの姿はなんとも微笑ましく、癒し系。
函館市熱帯植物園は湯の川温泉街にあり、函館駅からは車で約15分。すぐ裏手は津軽海峡なので、冬の海を眺めることもできます。
7. 旭山動物園(旭川市)
「旭山動物園」といえば、今や北海道観光には欠かせないスポット。冬の見どころは、白銀の園内でイキイキと暮らす寒さに強い動物たちです。ホッキョクグマやアザラシ、ホッキョクギツネやエゾシカなど、寒さを微塵も感じさせないたくましい姿を見せてくれます。ペンギンたちの雪上散歩には、子どもたちも大喜びです!
旭山動物園は、動物たち本来の生息環境を再現した行動展示の先駆け。園内にはさまざまな工夫があり、パパもママも楽しめます。滑りにくいスノーシューズで出かけましょう。
旭山動物園はもちろん、美瑛の人気観光スポット「白金青い池」や「白ひげの滝」、クラフトショップが並ぶニングルテラスなどに立ち寄る日帰りバスツアーもオススメ!大人気旭山動物園と白金青い池をめぐる 日帰りツアー (札幌発)の予約はこちらから。
旭山動物園を紹介している記事はこちら。
8. 層雲峡(上川町)
「層雲峡」は約24kmの断崖絶壁が続く景勝地。麓からロープウェイで行ける黒岳や周辺では、さまざまなウインターアクティビティを満喫できます。
ロープウェイとリフトを乗り継ぐ黒岳の7合目は標高1,520m。極上のパウダースノーと絶景が魅力です。小学生以上が参加可能な黒岳5合目からのスノーシューハイキングはイチオシ!白銀の森を探検しながら自然の神秘を感じられます。
小さな子どもと一緒に遊ぶなら、車で約40分のところにある「大雪 森のガーデン」がオススメ。スノーチューブとスノーラフティング、圧雪車の乗車体験ができます。
1月下旬〜3月中旬にかけて開催される「層雲峡 氷瀑まつり」も見どころ。氷と光のコラボレーションがテーマの夜のイベントですが、スノーチューブなどの雪遊びができるほか、氷のトンネルや氷のドームもあり、子どもから大人まで楽しめます。
9. 流氷観光船 ガリンコ号(紋別市)
冬の北海道でも、流氷が見られるのはオホーツク海に面したエリアのみ。子どもと一緒に流氷を見たい!と思ったら、北海道遺産にも登録されている「流氷観光船 ガリンコ号」がオススメです。
流氷に覆われた海原を、船体の下にあるスクリューで流氷を砕きながら進む、その迫力には子どもたちもびっくりです。運がよければ野生のアザラシに出会えるかもしれず、それも楽しみですね。流氷観測のピークは、例年2月下旬〜3月上旬頃です。
ガリンコ号ののりばから無料バスで行ける「氷海展望塔 オホーツクタワー」にもぜひ立ち寄ってみてください。展望室からはオホーツク海を一望できます。ミニ水族館がある海底階では、海底7.5mの海中観察窓から海中を覗くことができます。
10. 十勝サホロリゾート(心得町)
北海道らしい雄大な牧草地帯が魅力の十勝エリアも、冬は雪に覆われて一面が銀世界。「十勝サホロリゾート」は、ホテルやスキー場があり、ウインターアクティビティも楽しめるスポットです。
サホロ岳をスノーシューでかけ下りるスノーシューダウンヒルやトレッキングツアーのほか、圧雪車でのナイトツアーやサホロ湖でのワカサギ釣りもできます。子どもたちにとっても貴重な体験になりそうですね。
エリア内にある人気のエゾヒグマのサファリパーク「サホロベアマウンテン」は、クマたちの冬ごもりに合わせて冬は休園。クマたちには会えませんが、冬限定のツアーが開催される年もあるようなので、ぜひ事前に公式サイトを確認してみてくださいね。
11. 阿寒湖(釧路市)
マリモの生息地として知られる「阿寒湖」。夏には遊覧船で湖上から絶景を堪能できるスポットですが、冬には一面が氷に覆われ、アクティビティエリアとなります。
スノーシュートレッキングやワカサギ釣り、氷上バナナボートなどさまざまなアクティビティを体験できるので、子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。湖畔にはスキー場もあります。
阿寒湖周辺は見どころが豊富。「阿寒湖 アイヌコタン」では、古式舞踊の見学や刺繍や木彫りなどの伝統工芸体験など、アイヌ文化にふれることができます。
特別天然記念物タンチョウの研究施設「阿寒国際ツルセンター【グルス】」では、観察センター前に11〜3月まで野生のタンチョウが飛来。館内から見学ができるスポットです。