スイス連邦鉄道（SBB）を利用して、アルプスの素晴らしい景色や透き通った湖、美しい街並みを楽しみながら、ほかにはない旅を体験してみませんか？
SBBはスイス全土に広範な路線網がある上に自分のペースで旅行できるのが特徴。
素晴らしい景色が楽しめることで有名な「スイス・グランドトレインツアー」に沿って移動したり、旅程を自分で1から計画したり、スイストラベルパスを使えば忘れられない鉄道旅になること間違いなし。
この記事ではユニークなスイス旅行の計画をお手伝いします。スイス旅行を検討している方は必見です！
目次
- スイスってどんなところ？
- スイス連邦鉄道（SBB）について
- スイス連邦鉄道（SBB）の切符の種類
- スイス連邦鉄道（SBB）の座席クラスと座席予約
- スイスの主要鉄道駅
- なぜスイス連邦鉄道（SBB）の列車に乗るの？
- スイス連邦鉄道（SBB）で巡る14日間のスイス旅行プラン
- よくある質問
- スイスのオススメ記事一覧
スイスってどんなところ？
ヨーロッパの内陸に位置するスイス。オーストリアやイタリア・フランス・ドイツと国境を接し、たくさんの文化が入り混じっています。スイスは、世界でも有名な中立国のひとつ。国際連合ジュネーブ事務局があることでも知られています。
日本とスイスとの時差は、8時間（マイナス）ほど。スイスは山岳部と平地にわかれていて、場所によって気候が大きく変わります。
アルプス山脈の連なる南側は、大自然の景色が楽しめるエリア。人生で一度は見てみたい絶景が広がっています。
スイス連邦鉄道（SBB）について
利便性と絵のように美しい風景が見事に融合したSBBの列車。
SBBはスイスの鉄道網の核となっていて、スイス国民にとっても重要な交通手段の一つ。
スイス各地の鉄道旅行を計画している方やチューリッヒからの移動手段を探している方には、SBBの路線網の中でも景色の良いルートを通る選択肢が多数くあります。
スイス連邦鉄道（SBB）の切符の種類
チケットの種類は大きく以下の通り。
- 通常の地点間列車チケット（Normal Point-to-Point Train Ticket）：旅程が決まっていて、訪問する目的地が正確にわかっている場合に最適のチケット。このチケットを使用すると、特定の駅から別の駅まで、途中で寄り道したり立ち寄ったりすることなく移動できます。地点間列車チケットは使用する時間の制限がないため、特定の日付のすべての列車の出発時に有効です。
- 早割り地点間列車チケット（Supersaver Point-to-Point Train Ticket）：早割り地点間列車チケットは、通常の地点間列車チケットよりもお得に電車に乗れますが、特定の日時の特定の列車に限定されます。計画を細かく立てられる旅行者に最適です。早割り地点間列車チケットはすぐに売り切れてしまうため、旅行の数か月前に入手しておく必要があります。
チケットの種類 | 通常の地点間列車チケット（Normal Point-to-Point Train Ticket） | 早割り地点間列車チケット（Supersaver Point-to-Point Train Ticket） |
|---|---|---|
返金可能かどうか | 路線により異なる | 返金不可 |
乗車可能な電車 | 一定期間、路線内の全列車に有効 | 日時指定のみ |
料金 | 通常価格 | 最大70%OFF |
すでにスイス トラベル パスまたはスイス ハーフ フェア カードをお持ちの場合、それらを併用してSBBの列車を利用することも可能です。
スイス トラベル パスとスイス ハーフ フェア カードはスイスのさまざまな地域を周遊する予定の方にオススメです。スイスの鉄道を無料または50%OFFの割引料金で乗ることができるお得な周遊パスです。
スイス トラベル パスには、スイス全土の500以上の博物館や観光名所への無料または割引入場も含まれていて、列車での旅行の価値がぐっと高まるはず。
Klook（クルック）でパスを購入すれば割引クーポンが使えるのでとってもお得！
Klookは、世界2,700以上の旅行先で50万点以上の体験およびサービスが予約できるプラットフォームです。 有名テーマパークや人気施設、現地ツアー、公共交通機関やレンタカーなどの移動手段、Wi-Fi / SIMまで、旅やレジャーに関するあらゆる体験がスマホひとつで予約できます。
世界中の旅行者がいつでもどこでも最高のワクワクを発見、予約、体験できるようにすることがKlookの使命です。
Klook（クルック）のヘルプセンターはこちら 💬
スイス連邦鉄道（SBB）の座席クラスと座席予約
SBBの列車を利用する場合、乗客は1等車両（ファーストクラス）と2等車両（セカンドクラス）を選択できます。
ファーストクラスは日本で言うグリーン車のような快適な座席で、すべての座席に電源コンセントと広い足元スペースを確保。一車両あたりの座席数が少ないことでより広々とした豪華な旅行体験が楽しめます。
一方、セカンドクラスはコストパフォーマンスが良いのが特徴。ファーストクラスに比べて少し混雑する可能性があり、電源コンセントは一部の座席でのみ利用可能ですが、それでも全体としては快適な旅行体験が楽しめます。
Klookメモ📝：スイス トラベル パスまたはスイス ハーフ フェア カードを利用する場合、通常の鉄道路線では座席の予約は必要ありません。SBBモバイルアプリを使用してリアルタイム情報を取得したり、遅延に関する通知を受信したりすることも可能。ただし、氷河急行、ベルニナ急行、ゴールデンパス急行などの人気のパノラマ列車の場合は別途座席の予約が必要で、追加料金もかかります。スイス トラベル システムを使えば旅行の90日前までに予約することができます。
スイスの主要鉄道駅
スイスの鉄道駅システムは、国の効率的かつ広範な公共交通ネットワークに不可欠な交通手段。
駅自体もは主要な都市や町、さらには遠隔の高山地域を結ぶ重要なハブとして機能しています。スイス旅行中に訪れる可能性が高い鉄道駅は以下の通り。
- チューリッヒ中央駅 （Zürich Hauptbahnhof 別称：Zurich HB）
- ベルン駅（Bern Railway Station）
- バーゼルSBB駅（Basel SBB Railway Station）
- ローザンヌ駅（Lausanne Railway Station）
- ルツェルン駅（Lucerne Railway Station）
- ツェルマット（Zermatt）
- ジュネーブ（Geneva）
- インターラーケン東駅（Interlaken Ost）
- インターラーケン西駅 （Interlaken West）
Klookメモ📝：インターラーケンから電車に乗るときは、電車に乗り遅れないように正しい駅にいるかどうかを確認するようにしましょう。チケットを必ずチェックして、自分の利用する駅がインターラーケン東駅（Interlaken Ost）なのかインターラーケン西駅（Interlaken West）なのかをチェックするようにしてくださいね。
なぜスイス連邦鉄道（SBB）の列車に乗るの？
スイスを周遊する場合、鉄道での旅行が最適な選択肢と言えるでしょう。
実際、スイスでの鉄道は最も人気のある交通手段です。レンタカーや飛行機よりもはるかに安価な傾向にあり、快適な座席で美しい景色を見ながら移動を楽しむこともできます。
Klookで予約をすれば、急に予定が変わっても大丈夫！[ キャンセル補償 ]
Klookの「ノーショー返金」オプションを付ければ、アクティビティの無料キャンセル期間を過ぎていても大丈夫。未使用のバウチャーに限り、支払い金額の60%をご返金。
キャンセル理由はなんでもOK！利用日が過ぎてからでも返金リクエストを送信できます。
チェックアウト画面で「ノーショー返金」にチェックを入れるだけで補償が適用されます。
おすすめキャンペーン
スイス連邦鉄道（SBB）で巡る14日間のスイス旅行プラン
Route | Duration | Price | Booking Link |
|---|---|---|---|
チューリッヒ <> ルツェルン | 41分 | 16ユーロ～ / 大人 | |
ルツェルン <> インターラーケン | 1時間49分 | 17ユーロ～ / 大人 | |
インターラーケン <> ツェルマット | 2時間14分 | 70ユーロ～ / 大人 | |
ツェルマット <> クール | 4時間45分 | 79ユーロ～ / 大人 | |
クール <> チューリッヒ | 1時間14分 | 28ユーロ～ / 大人 | |
チューリッヒ <> サン・モリッツ* | 3時間2分 | 56ユーロ～ / 大人 | |
チューリッヒ <>モントルー* | 2時間38分 | 51ユーロ～ / 大人 |
※「*」がついている旅程はオプションです。これから紹介するの旅行のプランには含まれていません
1～2日目：チューリッヒ（Zurich）
歴史的に重要な場所として知られ、豊かな文化が魅力のスイス最大の都市「チューリッヒ」から旅を始めましょう。
チューリッヒ空港を出るとすぐに素晴らしい旅の始まり！
まず「アルトシュタット（Altstadt）」として知られるチューリッヒ旧市街の魅力に浸り、その後狭く曲がりくねった通りを散策し、中世の家々が立ち並ぶ美しい景色を堪能してください。
街のパノラマの景色を眺めることができるチューリッヒを代表する双塔教会、「グロスミュンスター（Grossmünster）」を訪れましょう。
旧市街を楽しんだ後は、チューリッヒ湖を巡るチューリッヒ クルーズ・リンツホームオブチョコレート入館付き 半日ツアーに参加し、街を別の角度から眺めてみては？
スイスに数ある美術館の一つである「チューリッヒ美術館」には、膨大な現代美術コレクションが収蔵されています。
自然に触れたいなら、360種を超える動物が生息する「チューリッヒ動物園」で時間を過ごしたり、美しい植物園をゆっくり散歩したりするのもオススメ。
チューリッヒ市内 半日観光ツアーに参加すれば、世界で最も高級なショッピング街の一つである市内中心部のバーンホフ通りも満喫できます。贅沢なショッピングを心行くまで楽しんで。
最後に、「スイス国立博物館」を訪れてチューリッヒ観光を締めくくりつつ、この国の文化史について深く学んでみましょう。次の目的地に移動する前に、最後の買い物に最適な「ビュルクリプラッツ ファーマーズ マーケット（Bürkliplatz Farmers Market）」に立ち寄るのもお忘れなく！
3～6日目：ルツェルン（Lucerne）
次の目的地は、ルツェルン湖畔に位置し、雪化粧をした山々に囲まれた魅力的な都市「ルツェルン（Lucerne）」。
この都市は都市機能と自然が完璧に融合しているのが特徴。保存状態の良い中世の建築物が、静かな湖や山々と対照的に並んでいます。
まずは旧市街の散策から始めましょう。
カラフルな家々や趣のある石畳の通り、美しい花で飾られたカペル橋やスイス傭兵の慰霊のために建てられたライオン記念碑などの歴史的建造物があります。
スイス交通博物館は陸、海、空などの交通手段の発展を展示していて、特に乗り物好きな方は必見の場所です。
ルツェルン湖のボートクルーズもお見逃しなく。市街地や周囲の山々の素晴らしい景色をゆっくりと眺めることができます。
自然が好きな方は、スイスアルプスのパノラマの景色を望むティトリス山またはリギ山 日帰りボート・ケーブルカーツアーへの参加がオススメ。
夜は街の中心部でさまざまなバーやクラブ、ライブ音楽会場など、ルツェルンの活気に満ちたナイトライフを楽しんで。
川沿いの歴史あるレストランでは、スイスワインと合わせてフォンデュやラクレットなどのスイスの郷土料理をぜひ試してみてはいかがでしょうか。
7～9日目：インターラーケン（Interlaken）
次の目的地は、美しいトゥーン湖とブリエンツ湖の間に位置する絵のように美しい町「インターラーケン（Interlaken）」。
息をのむような絶景が有名で、ユングフラウ地方への玄関口として機能していて、アウトドア愛好家にとっては必見の場所です。
インターラーケンに滞在中、ブリエンツ湖 冬季カヤック体験でボートに乗ったり、ハーダークルム ケーブルカーで山頂に向かいハイキングしたりと、インターラーケン周辺を巡る日帰り旅行が楽しめます。
インターラーケン市街地には、スイスの地元料理を味わえるオシャレなショップやカフェ、レストランがたくさんあるのも魅力的。
そして旅のハイライトでもある「ヨーロッパの頂上」とも呼ばれるユングフラウヨッホに日帰りツアーで訪れ、スイスアルプスの忘れられない景色を眺める機会も存分に満喫してくださいね。
インターラーケンからは、美しいレマン湖を訪れる日帰り旅行に行くことも可能。
西ヨーロッパ最大のレマン湖は、ブドウ畑や中世のお城、魅力的な町に囲まれており、スイス鉄道旅のルートの中でも人気の観光スポットとなっています。
電車は湖沿いを走るので、行きも帰りも美しい景色を眺めながら電車に乗れるのもうれしいポイント。絶景を収めるカメラも忘れずに持参しましょう。
10～12日目：ツェルマット（Zermatt）
次の目的地は、スイスを代表する山「マッターホルン」のふもとにある魅惑的な山間の村、「ツェルマット（Zermatt）」。
ケーブルカーに乗って、ヨーロッパで最も高いところにあるケーブルカー駅「マッターホルン・グレッシャーパラダイス」まで行き、ツェルマットでの時間を満喫しましょう。
ここではスイス アルプス、イタリア アルプス、フランス アルプスの息をのむようなパノラマの景色を楽しむことができます。スキーヤーであれば夏でも楽しめる広大なゲレンデに興奮するはず。
夜はツェルマットのクラシックかつオシャレな通りを散策してみて。ツェルマットは小さいながらもさまざまなバーやパブ、レストランが立ち並ぶ活気に満ちたナイトライフが楽しめます。滞在中はラクレットやフォンデュなどの伝統的なスイス料理をぜひお試しくださいね。高地で食べるスイス料理はまた格別！
ツェルマットは、スイス アルプスの中心部を通る風光明媚な車窓からの眺めで有名な「氷河特急（Glacier Express）」列車の出発点でもあります。スイスの鉄道の旅程には欠かせない氷河特急は、サン・モリッツとツェルマット間を走るパノラマ列車の旅。スイスに来たのであれば一度は試しもらいたい列車の一つで、きっと忘れられない体験ができるはず。
13～14日目：クール（Chur）
旅はスイス最古の町「クール（Chur）」へと続きます。
クールはグリゾニアのライン渓谷に位置する魅力的な町で、絵画のように美しい地域であるアローザ（Arosa）やレンツァーハイデ（Lenzerheide）への玄関口にもなっています。
13世紀に建てられた美しい建造物である「クール大聖堂（聖母マリア被昇天大聖堂）」を訪れるところから観光を始めましょう。
グラウビュンデン州の文化史を紹介する「レーティッシュ博物館（Rätisches Museum）」もお見逃しなく。またアート好きにはスイス美術の印象的なコレクションを所蔵している「バンドナー美術館（Bündner Kunstmuseum）」もオススメ。
クールはグルメの町でもあります。シュペッツレ生地に肉を詰めたボリュームたっぷりの料理「カプンス（capuns）」や、スイス コーヒーにぴったりの甘いお菓子「バンドナー ナッツ パイ（bundner nut pie）」などの郷土料理もぜひ試してみてくださいね。
その他の訪問都市：サン・モリッツやモントルーなど
もし十分な時間があれば、サン・モリッツやモントルーなどのほかの都市も訪れて、スイスの旅をさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。
豪華な高山リゾートが並ぶサン・モリッツの絵のように美しい冬の湖や森を訪れれば、野外アクティビティの機会が目白押し！
また有名なジャズフェスティバルの期間中であれば、賑やかな活気に満ちたモントルーをはじめとしたレマン湖周辺の街並みをチェックするのもお忘れなく。レマン湖の水面に浮かんでいるようにみえるお城「シヨン城（Château de Chillon）」も必見スポットの一つです。
よくある質問
Q：スイス連邦鉄道（SBB）の種類は？
スイス連邦鉄道（SBB）は、スイス全土でさまざまな鉄道路線を運行しています。都市間（IC）および都市間傾斜列車（ICN）、地域間（IR）、地域急行（RE）および地方列車（R） 、S バーン（郊外電車）、国際列車、夜行列車などの種類の列車があります。
Q：SBBのチケットはどれくらい前に予約すればいい？
特に人気の高い路線の場合、できるだけ早めにチケットを予約するのがオススメです。チケットは6か月前から購入できます。
Q：SBBのチケットの払い戻しを受けることはできる？
払い戻しの規約はチケットの種類によって異なります。通常の通常の地点間列車チケット（Normal Point-to-Point Train Ticket）のほとんどは旅行日前までに払い戻しまたは交換できますが、早割り地点間列車チケット（Supersaver Point-to-Point Train Ticket）の場合、払い戻しや交換はできません。旅の予定をしっかり決めてから予約するようにしましょう。
Q：SBBの列車内ではWi-Fiを利用できる？
いいえ、SBBの列車内ではWi-Fiを利用できません。
Q：SBBの列車内に大きな荷物を持ち込むことはできる？
はい、SBBの列車に大きな荷物を持ち込むことは可能です。ただしサイズと重量の制限があるため、持ち込む可能性がある場合にはガイドラインを確認し、必要に応じて大きなアイテムを収納できるスペースを確保するようにしましょう。
Q：万が一ストライキが発生した場合、予約分のチケットは返金してもらえる？
緊急対応が必要な場合や、返金または交換について質問がある場合はKlookカスタマーサポートにお問い合わせください。鉄道会社の要求に応じて代替交通手段の手配、または航空券やホテルのキャンセルの証明の提示が必要になる場合があります。また返金には2～8週間程度かかる場合があります。
Q：ヨーロッパの鉄道チケットに座席予約は含まれている？
はい、国際および国内の高速鉄道のチケット料金には座席指定が含まれている場合がほとんどです。予約システムにより自動的に座席が割り当てられます。
