台北には台湾桃園空港と台北松山空港の2つの主要な空港があります。
この記事ではそれぞれの特徴や空港からのアクセスなどを紹介します!
目次
- 台北には2つの国際空港がある
- 台北の空港①|台湾桃園空港
- 台北の空港②|台北松山空港
- 台北に行くなら台湾桃園空港と台北松山空港どちらがオススメ?
- 台北のレンタカーをチェック
- 台湾のオススメ記事一覧
台北には2つの国際空港がある
台湾旅行のメインの玄関口となる首都台北には、大きな空港が2つあります。
それぞれの立地や設備、台北市内までのアクセス方法などを比較しながら目的に応じて利用する空港を選んでみましょう。
台北の空港①|台湾桃園空港
台北市から約40km西に位置する台湾最大の国際空港が「台湾桃園(とうえん)国際空港」。空港コードは「TPE」と表示されます。
2019年には年間乗客数約4,800万人を突破し、アジアのハブ空港の一つとして機能しています。
24時間運用の空港であるため設備も充実していて、日本からのフライトも多く就航しています。
台湾桃園空港の特徴
世界各国から多くの航空会社が乗り入れていて、特に長距離路線やLCCの路線が充実しているのが特徴。
台湾の国際線のほとんどが台湾桃園空港に発着していて、フライト数も台北松山空港に比べると圧倒的に多いです。
日本各地の国際空港からもフライトが就航しているので、地方都市からでも気軽に台湾旅行に行けるのが大きな魅力です。
台湾桃園空港の設備
台湾桃園空港には、第1ターミナルと第2ターミナルの2つのターミナルがあります。
第1ターミナルは主にLCCの航空会社が利用し、その他の航空会社は第2ターミナルを利用していますが、ご自身のフライトがどちらを利用するのかは事前に確認するようにしましょう。
どちらのターミナルにもカフェやレストラン、免税店などのギフトショップや無料のレストエリアが充実していて、トランジットでも快適に過ごせる環境が魅力。
なお2026年には台湾桃園空港に第3ターミナルが開港予定。ますます空港としての機能が拡大していくことが予想されます。
台湾桃園空港から台北市内までのアクセス
台北市内までは距離がありますが、さまざまな方法で簡単かつリーズナブルにアクセスできます。
まず一番人気でスタンダードな移動方法がMRT(地下鉄)。台湾桃園空港から台湾駅までを繋ぐ電車で、桃園国際空港から直通車(快速電車)なら約40分、普通車であれば約50分で台北に到着できます。
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その次に人気のアクセス方法が空港バスです。リーズナブルな価格で利用できるのと、台北市内に多く停留所があるため最寄りの停留所で降車できるのが大きな魅力。
降車場所にもよりますが、台湾桃園空港から台北市内まで約70分で到着します。
国光客運バスが運行する空港バスは毎日24時間営業で深夜便や早朝便でも使いやすいのが特徴。
台北駅の国光客運バスターミナルに到着します。
往復チケットなので購入の手間が省けるのも嬉しいポイント。
大有バスの空港バス乗車チケットは西門、台北駅、信義区、新店、板橋のいずれかの停留所で降りられるので、ホテルに近い場所で降りられてとっても便利。
チケットがとってもリーズナブルなので、移動費用を抑えたい方にオススメ。
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桃園空港から台北市内まで移動が不安な方は、空港送迎サービスもオススメ。
他の移動手段に比べると高額になりますが、人数で割れば一人当たりの金額は抑えられます。プライベートな空間でリラックスして移動できるので、家族やグループでの利用にオススメ。
台湾桃園空港から台北市内までのアクセス方法の詳細に関しては、こちらの記事で詳しくまとめています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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台北の空港②|台北松山空港
台北市の松山区に位置するもう一つの国際空港が「台北松山(ソンシャン)空港」。
空港コードは「TSA」と表示されます。
台北市の中心部に位置しているため、市内へのアクセスが便利なのが大きな利点です。台北中心部まで車で約15分なので、移動に時間がかからず観光を思いっきり楽しめます。
台北松山空港の特徴
台北市内への抜群のアクセスの良さを誇る台北松山空港ですが、台北桃園国際空港よりも規模が小さいのも特徴。
2024年7月現在、国際線が9路線、国内線は6路線就航していて、日本からも羽田空港から直行便が飛んでいます。
台北松山空港の設備
就航している本数から分かるように、国際空港としては規模が小さめ。
国際線の第1ターミナル、国内線の第2ターミナルと分かれていますが、どちらも同じ建物内に位置しているため台北松山空港でトランジットして台湾国内の別の地域に行く際も利用しやすいのは魅力。
また台湾桃園空港に比べると設備が少なかったり、営業時間は5時30分~23時00分となっていますが、台北市内への移動のしやすさを考慮すれば問題ないといえるでしょう。
台北松山空港から台北市内までのアクセス
台北市内まで近い台北松山空港ですが、さまざまなアクセス方法があり目的に応じて選ぶことができます。
まずはMRT(地下鉄)。到着ロビーの案内に沿って進むと、MRT文湖線の「松山機場駅」に到着します。台北市内はMRTが整備されていて目的地に近い駅まで線を乗り換えて移動できるので、安くて便利な移動手段です。
松山機場駅から台北駅に行くには、動物園方面に3駅目の「忠孝復興駅」で阪南線に乗り換えましょう。台北駅までの乗車時間は乗り換えも含めると20分程度で、運賃はNT$25です。
ほかの方法は公共バス。台北松山空港に乗り入れている路線が多く、リーズナブルな料金で空港から市街地に移動できます。
運賃は大人1人NT$15、台北市内までは目的地にもよりますが20〜30分程度です。細かいルートや停留所は公式サイトでチェックしてみてくださいね。
またもちろんタクシーでの移動も可能です。空港から台北駅までなら約6km、所要時間は約20〜30分。運賃の目安は目的地にもよりますがNT$200〜250程度です。
空港の出口周辺で待機している流しのタクシーを拾うか、空港外にあるガソリンスタンドの南側の通りで巡回タクシーの待機場所があるのでそこから乗ることもできますよ。
台北に行くなら台湾桃園空港と台北松山空港どちらがオススメ?
台湾桃園空港と台北松山空港のどちらがオススメかは、旅行の目的や滞在時間、そして予算
などの重視するポイントによって異なります。
下記にメリット・デメリットをまとめてみました!
台湾桃園空港 | 台北松山空港 | |
主な利用路線 | 国際線 | 国内線、一部国際線 |
設備 | 充実の免税店、レストラン、カフェ、無料のレストエリアなど | 必要最低限の免税店、レストラン、カフェなど |
メリット | 24時間営業のハブ空港、LCC格安航空券の選択肢が豊富、充実した設備や施設で国際線の乗り継ぎに便利 | 台北市内へのアクセス良好、羽田からの直行便がある |
デメリット | 台北市内からのアクセスやや遠い | コンパクトな施設と少ない設備 |
台湾桃園空港は台湾最大の空港。路線数や施設、サービスが充実しているのが魅力です。
そのためヨーロッパや北米などの長距離の旅行に行く場合の乗り継ぎで利用する場合や空港で買い物などをゆっくり楽しみたい場合などにオススメ。
一方で、台北市内を観光する際などは滞在時間をたっぷり使える台北松山空港がオススメ。
そのほかにも短期間の時間が限られた旅行や羽田空港を利用する場合も台北松山空港のほうが便利といえるでしょう。
予算や旅のプラン、何を重視するかをふまえてぜひ検討してみてくださいね。