国立台湾博物館（本館・古生物館・南門園区・鉄道部園区） 共通入館チケット

【国立台湾博物館本館+古生物館】

• 国立台湾博物館は1908年に設立され、本館は台湾総督府博物館を前身とし、台湾に現存する最も歴史の古い博物館です。自然史の収集を主な特色としています。古生物館は、かつての日本勧業銀行台北支店です。1991年に内政部により三級古蹟に指定され、1997年に台北市市定古蹟に変更され、2005年から台湾博物館が古蹟の修復と運営管理を担当し、自然史と金融史博物館としての位置づけとなりました。

【国立台湾博物館南門館】

• 台湾総督府は1897年にアヘン専売を規定し、1899年に専売局台北南門工場を建設しました。樟脳、アヘンなどの二大専売品の重要な生産基地であり、1901年に南門工場と改名、1931年に台北南門工場と改名されました。日本統治時代、台湾唯一の公営樟脳加工工場でした。現在は樟脳倉庫（以下「紅楼」）、物品倉庫（以下「小白宮」）、四百石貯水槽及び一部の工場のレンガ塀が残っています。1998年、南門工場は内政部により国定古蹟に指定され、2006年に国有財産局から台湾博物館に移管され、首都博物館群システム計画に組み込まれ、古蹟を修復し展示館として再利用しています。

【国立台湾博物館鉄道部園区】

• 国定古蹟である台湾総督府交通局鉄道部は、清代の台北機器局の所在地であり、台湾初の近代的な鉄道修理工業団地であり、後に台湾全土の鉄道交通の管理センターとなりました。1989年に台北新駅が落成し、台湾鉄道管理局が移転した後、空間は放置されていましたが、2006年から国立台湾博物館と台湾鉄路管理局が協力し、鉄道部を博物館園区に転換することを推進しました。
• 鉄道部古蹟展では、四つのテーマ展示室、六つのデジタルガイド、二十か所の解体調査現場展示を企画し、鉄道部の歴史的風格と建築的特色を表現しています。また、修復記録の角度から、観客を修復現場に連れ戻し、古蹟修復過程における職人の姿、工法技術、修復の思量を垣間見ることができます。鉄道部古蹟建築の数々の素晴らしさを、ぜひ現地でじっくりと発掘してください。