ヌイン古城

訥殷古城は、長白山池南区の城西、錦江、漫江、頭道松花江の三江が合流する地点に位置しています。清の通志『氏族譜』の記録によると、古城は訥殷兵城であり、満州語で「額赫庫倫」と呼ばれていました。そのうち、訥殷兵城の元の敷地面積は30万平方メートル以上で、錦江大峡谷に面し、長白山の西南の入り口を扼しており、守りやすく攻めにくい地形でした。現在、修復面積は23万平方メートルで、そのうち森林部落区は8万平方メートルです。ここは女真族の森林古城です。池南区のある頭道松花江流域は、満州語で「訥殷江」と呼ばれ、訥殷部は建州女真八大部落の一つで、祖先が訥殷江に住んでいたことから名付けられました。現在、満州族の子孫が数十万人います。